28.04.2026
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ドイツの展示会 - 圧倒的強みはどこにある?

デュッセルドルフ、ケルン... 国際展示会で世界のトレンドが見えてくる: 
#1 デュッセルドルフの「今」注目すべき2つの展示会

ドイツ・NRW州には多くの都市があり、数々の国際展示会(見本市・メッセ)が開催されている。今号では、そのうちの代表都市、州都デュッセルドルフに焦点を当て、2026年に開催される注目の展示会を2つピックアップ、その見どころを解説する。

© Messe Düsseldorf

展示会といえば、日本では、毎年や半年に1度など、高頻度で行うものも多い。一方ドイツでは、業界の開発スパンや規模に合わせ数年に1回、大々的に行うことも一般的だ。
3年に1度実施されるプラスチック・ゴム業界の見本市「K」が昨年末、陸海空・宇宙における自律システム・技術が集結する「XPONENTIAL」が今年3月、成功裡に幕を下ろしたことも記憶に新しいが、現在注目すべき展示会はどこなのか。メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン(日本現地法人)の小原暁子代表取締役社長に話を伺った。

① interpack/components
【開催時期:5月、3年に1度】世界最大級の包装・加工展であり、工業製品、医薬品、化粧品、食品、非食品消費財などの包装機械、資材、加工プロセスまで幅広い領域をカバー。最新の包装機械、革新的な資材、そしてスマートな製造ソリューションが一堂に会し、業界の課題である「サステナビリティ」や「効率化」に対する具体的な答えを提示。

  • 注目ポイント①:業界随一のネットワーキング機会。156カ国から14万人が参加(前回実績)し、リピーターも多数来訪するため、共通の課題を持つ企業と深い情報交換が可能。
  • 注目ポイント②:今年は日本企業が2つの展示会合わせ65社が出展。会期中の5月11日(月)にはJapan Dayも開催。(セミナーへの申し込みはメッセ・デュッセルドルフ・ジャパンまで。)

② glasstec
【開催時期:10月、2年に1度】世界最大の国際ガラス展であり、ガラス製造技術、加工・仕上げ、建築用・自動車用ガラス、研究開発も含め、バリューチェーンの全工程を網羅。

  • 注目ポイント①:「脱炭素」「循環型」がキーワード。製造機械からリサイクル、技術継承や人材育成まで、ガラスライフサイクルの全てが一堂に会す。
  • 注目ポイント②:太陽光発電ができる建築用ガラスなど、新技術も見応えあり。

メッセ・デュッセルドルフの強みは、その圧倒的な国際性にある。出展者の約7割、来場者の約半数がドイツ国外から集まるため、世界中の企業とネットワークを構築できること、また継続出展でそのネットワークが強固になることが、日本から参加する企業にとっての大きな利点だ。また、 業界に特化し、各分野の川上から川下までを網羅した包括的な展示を得意としており、出展の前にまずは出張で訪問したいという企業にとっても、得られるものが多い見本市を多く展開している。

メッセ・デュッセルドルフ・ジャパンの小原社長は、日本企業の参画について、「日本企業は、海外に出なくてはいけないことは薄々わかりつつ、なかなか一歩を踏み出せない。展示会は一歩外に出る、最初のチャンス。」と述べる。
NRW.Global Business Japanのオフィスの隣にある、メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン。出展・視察に関する各種サポート、最新の開催スケジュールや詳細については、ぜひ公式サイトをご覧いただき、ご連絡いただきたい。もちろん、NRW.Global Business Japanからご紹介することも可能だ。

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